「ソーシャルメディア革命」日本ピンチな革命である。
- 作者: 立入勝義
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2011/01/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最近ビジネス雑誌でソーシャル関連の記事をよく見かけるが、この本を読んだ方が手っ取り早いし、深い。
筆者はこのブログの人。
http://ichikara.sakurainternetusa.com/
ざっくり。
- うぉー!世界はソーシャルの波に包まれていく〜!
- マスメディアの影響力が落ちていく!
- ソーシャルメディアを活用したプロが次々生まれていく!(ブロガーやポッドキャスト配信など)
- それでも日本はガラパゴス\(^o^)/
こんな印象です。
日本に対する危機感、あるね。
ソーシャルメディアでは自立した個として振る舞うことを求められるわけで、なあなあな人間関係でのらりくらりやり過ごす方法しか知らない日本人にはなんのこっちゃ、ということでしょうか。
ただ、ソーシャルメディアは遊びとして終わらせられるものではないです。
自分自身がメディアになることで、パーソナルブランディングを確立する手助けになるし、最終的には仕事と生活に結びつく。
つまり、直接的にしろ間接的にしろ収入に影響を及ぼすメディアな訳です。
それに口コミの影響力も考えると、無視することはできませんね。
ついでに、日本でプロブロガーというと堀江貴文のような元々有名人である人などが多いとのこと。
野良ブロガーがプロになる土壌が育成されていくと日本のソーシャルメディアの環境も変わるだろうと筆者語る。
現状は挑戦者求む、といったところでしょうか。
時間を持て余している主婦や、好きなことならいくらでも没頭出来るオタクが向いてますね、確かに。
- 作者: マーク・ホーカー
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2011/02/02
- メディア: 単行本
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この本にはTwitterやFacebook、OpenSocialに関連した技術のお話が載ってます。FacebookAPIは、日本語の情報がまだ少ないのでかなり重宝するかもしれません。
ついでにこの本、「ソーシャルメディア革命」と一緒に購入したのですが、発売日が2月2日でした。あれ?おかしいですね。まあいいか。