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過去記事置き場

書評

『君に友だちはいらない』

君に友だちはいらない [単行本]瀧本 哲史講談社2013-11-13良いチームを作るために。あるいは良いチームに巡りあうために。孤独な自分は一体何が出来るのだろうかということ。書籍タイトルの「友だち」とはダメなチームとして語られる「仲良しグループ」のこ…

使命感とリーダーシップ

通勤の行き帰りの電車で『V字回復の経営』というビジネス小説らしきものを読んでいる。 あらすじは「腐ったミカンみたいな事業部を立て直す」というもので、まだ読み途中ながらとても興味深く読んでいる。

経済発展は高賃金から始まる - 『なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか』

なぜ豊かな国と貧しい国が生まれたのか著者:ロバート・C・アレン販売元:エヌティティ出版(2012-11-30)販売元:Amazon.co.jp高賃金で労働者を雇う国は、その高い賃金に見合う生産力を引き出す必要があった。だから、積極的に設備投資や新しい機械の発明など…

『フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるか』

巷で話題のノマド的な働き方に強い影響を与えていると思われる本です。フリーエージェント社会の到来―「雇われない生き方」は何を変えるかクチコミを見る読んだ実感としては、これはアメリカの話であること誰もが夢見れる話ではないこと終わりの方の話が何言…

言い訳は聞き飽きた。とっとと始めろ。の本 - 「見えてる人」になるたった1つの法則

「見えてる人」になるたった1つの法則クチコミを見る たった1つの法則とは何か。 それは物事を始めること。 つまり、スターターであれ、ということ。 どれだげ入念に準備をしても、始めなければ意味がない。 素晴らしい思いつきや、高いモチベーションがあ…

松岡正剛の真似をしてたら体調崩しそう

もちろん、悪いのは僕です。多読術 (ちくまプリマー新書)クチコミを見る松岡正剛は夜中の3時まではほとんど起きてる、という話をこの本で知り、よっしゃ俺も本気出すかと、ブログとか書いたり、仕事の資料をまとめたりしてたら、空腹とディスプレイを凝視し…

「即戦力なんて最悪ですよ」とMr.ダイソンは言った - 『スティーブン・ジョブズ驚異のイノベーション』より

ジェームズ・ダイソンとは、ご存知「吸引力が落ちないただひとつの掃除機」で有名なあのダイソンのダイソンである。巷で話題の『スティーブン・ジョブズ 驚異のイノベーション』の中で、 彼はイノベーターを雇い入れる難しさを語っている。スティーブ・ジョ…

『働かないアリに意義がある』軽くSFでした。

働かないアリに意義がある (メディアファクトリー新書)クチコミを見るフリーライダーなサラリーマンをアリを使って擁護する書籍なのかと思ってたら全然違った。むしろ軽いSF。この本を題材にしたらエイリアンの新シリーズが書けそう。働かないアリの意義とは…

Webアプリ開発でも役に立つ - iPhoneアプリ設計の極意

iPhoneアプリ設計の極意 ―思わずタップしたくなるアプリのデザインクチコミを見るタイトルはiPhoneアプリだけども、ユースケースの考え方やUIの基本パターンなどスマートフォンに共通する話題も多く、iPhoneアプリ開発だけでなくAndroidやWebアプリ開発でも…

ゴールデンウィークに読んだ本まつり

ゴールデンウィークはとくに何処かに行くでもなく、ただ自分と向き合うために使いました。いささか勿体ない使い方をしたなと思いながら、毎度のごとくたくさん本を買い込んで、読んで消化不良を起こす毎日。とりあえず読んだ本をまとめて並べてみる。私の名…

日本語は音を再生して読むのが心地よい

頭の中で音声再生をしながら読むと遅い。速読では、頭の中では読まず視覚的に読み続けることが肝心。実際、情報をより素早く取得したければこの癖をつけるといいのだけれど。自分としてはちっとも面白くない。噛まずに何もかも飲み込んで、美味しかったとは…

やりがいのない仕事は成果を出すチャンス

超思考著者:北野 武販売元:幻冬舎(2011-02)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見るたけしの本を読んだ。この人は迎合しない。だから面白い。第六考の「夢を売るバカ、探すバカ」の章に仕事観について語っているが、よく本屋に売られている自己啓発的な話ばか…

「間違っている」がブランドになる

他人からそんなのおかしい、間違っていると言われるような人が面白い。人生を変える自分ブランド塾―ブレない人の74の習慣 (成美文庫)著者:中谷 彰宏成美堂出版(2011-01)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見る自分の世界を追いかけている人に、正しいか、間違…

ブログを書き続けるために必要なこと

ソーシャルメディア革命 (ディスカヴァー携書)著者:立入 勝義ディスカヴァー・トゥエンティワン(2011-01-21)販売元:Amazon.co.jpクチコミを見るこの中で紹介されている年収50万ドルのプロブロガーのインタビューが興味深かった。プロブロガーを目指す人た…

立ち位置を考え直せば道が開ける - 『リ・ポジショニング戦略』

リ・ポジショニング戦略著者:ジャック・トラウト翔泳社(2010-07-02)おすすめ度:販売元:Amazon.co.jpクチコミを見るサッカーのポジションチェンジみたいなものだと思った。90分間同じフォーメーションで戦うのではなく、ポジションチェンジを行って、チー…

選択、集中、習慣化 - 『「できる人」はどこがちがうのか』

「できる人」はどこがちがうのか (ちくま新書)著者:斎藤 孝販売元:筑摩書房発売日:2001-07おすすめ度:クチコミを見るページをめくると、段取り力、盗む力、コメント力、と書かれているけれど、それがあまり印象に残らない。それ以上に実例の中に多くの示…

『フリー』何でもかんでも無料になるわけではない

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略著者:クリス・アンダーソン販売元:日本放送出版協会発売日:2009-11-21おすすめ度:クチコミを見るフリーとか云っているくせになんで無料で貰えないんだ、とか思っている方もいるでしょう。はじめに云ってしまうと…

退屈なパワポプレゼンを今すぐ止めYO!『プレゼンテーションZEN』

プレゼンテーション Zen著者:Garr Reynolds販売元:ピアソンエデュケーション発売日:2009-09-07おすすめ度:クチコミを見るよく会社で目にする箇条書きプレゼン。あのプレゼンを見ていると眠くなるんですよねって人は必読です。そしてそんな眠いプレゼンな…

『本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論』しりあがりマンガのための本

本田流 しりあがり的 額に汗する幸福論著者:本田 直之販売元:かんき出版発売日:2009-12-15おすすめ度:クチコミを見る本田読者の自分にとっては何も目新しいことはない。 内容の濃さでいったら薄い方である。けれど、この本でしりあがり寿という漫画家の…

『アドレナリン・ジャンキー』ITプロジェクトのあるある大辞典

アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン著者:トム・デマルコ販売元:日経BP社発売日:2009-10-22おすすめ度:クチコミを見る帯にトム・デマルコの最高傑作と書いてあるが、そんなことはどうでもいい。誰が書いたにしろ、これは「…

『夢が勝手にかなう脳』苫米地英人は大事なことなので何度でも云う

夢が勝手にかなう脳 (講談社BIZ)著者:苫米地 英人販売元:講談社発売日:2009-11-05おすすめ度:クチコミを見る苫米地本を何冊か読んだ人なら知っている。苫米地英人は同じことを書いている。ただその書いている内容が少しずつ増えていったり、範囲がずれた…

『節約の王道』ユニクロを着てボロい中古車に乗る理由

節約の王道(日経プレミアシリーズ)著者:林 望販売元:日本経済新聞出版社発売日:2009-10-09おすすめ度:クチコミを見るこの人の文章は好きです。ずばり!というわけでもなく、まさに著者自身がかつて居たイギリス的な言い回しというか、そんなものを感じる…

『100年予測』日本は月の裏側から米軍を攻撃します

100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図著者:ジョージ フリードマン販売元:早川書房発売日:2009-10-09おすすめ度:クチコミを見る21世紀、覇権国家アメリカに挑戦するのは、中国でもロシアでもなく、日本とトルコだそうな。トルコ…

手鏡も盗撮も不要!『目立つ力』で人々に認知される術を知ろう

目立つ力 (小学館101新書 49)著者:勝間 和代販売元:小学館発売日:2009-10-01おすすめ度:クチコミを見るまた勝間本かよ、とか思ってんじゃねぇのか。思ってましたすみません。『断る力』や『会社に人生を預けるな』とか、ちょうど自分の人生の転機、転職…

iPhone持ってない人こそ読むべき『iPhone情報整理術』

iPhone情報整理術 ~あなたを情報’’強者’’に変える57の活用法!(デジタル仕事術シリーズ)著者:堀 正岳販売元:技術評論社発売日:2009-10-21おすすめ度:クチコミを見るiPhoneは現在もっとも先進的なモバイル端末である。この本はiPhoneでどこまでスマートな…

『フォーカル・ポイント』思考を変えたら地道に進もう

フォーカル・ポイント著者:ブライアン・トレーシー販売元:ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日:2009-10-03クチコミを見る「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」この本のポイントは「思考術」というところ。ナポレオン・ヒルのタイ…

『王道の日本』要するに中国がヤバイ

王道の日本、覇道の中国、火道の米国著者:青山 繁晴販売元:PHP研究所発売日:2009-08-06おすすめ度:クチコミを見る中国関連の情報は読むたびに気分が悪くなることばかりです。これほどまで混沌とするのは人治の国だからだろうと。ウイグルの話もチベット…

「朝4時起き」にしてみたら仕事中ずっと眠かったでござるの巻

「朝4時起き」で、すべてがうまく回りだす!著者:池田 千恵販売元:マガジンハウス発売日:2009-07-23おすすめ度:クチコミを見るこれは4時起き自体が一つの例であると考えられる柔軟な思考の人向けの本です。僕は試しに4時に起きたら、そもそも朝やること…

シンプルに考えるとこんなにページ数は要らない - 『シンプル族の反乱』

シンプル族の反乱著者:三浦 展販売元:ベストセラーズ発売日:2009-07-09おすすめ度:クチコミを見るシンプル族が増えて企業の売り上げが減りますよって話から入る訳だけれども、そもそも今までの日本が何でもかんでもマジョリティが正義みたいなところがあ…

『思考の整理学』味のある文章だったでござる

思考の整理学 (ちくま文庫)著者:外山 滋比古販売元:筑摩書房発売日:1986-04-24おすすめ度:クチコミを見る書店で、積まれていたから新しい本かと思っていたけど違ったんですね。文章はなんとなく内田百間的な香りがして、僕は好き。ただ速読対象の本では…