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過去記事置き場

Android端末を一週間使ってみての感想 - iPhoneとの違いについて

会社からMEDIASが支給されて一週間ほど使ってみた感想をまとめる。

  • Androidはフリックの感度が悪い。
  • iPhoneでは滑らかにスクロールするのに、Androidでは反応は遅いし突っかかる感じがする。これはストレス。
  • タップの感度に関してもiPhoneに遅れをとっている。数字で出すとほんのわずかな差だろうが、Androidは我慢出来る閾値を越えてる。これがストレス源であると感じる。
  • 現状の多くのスマートフォンサイトはiPhoneに最適化されている。Androidユーザーは苦痛を感じながらWEBブラウズすることになるだろう。

Androidの利点は何か。

  • AndroidiPhoneよりも端末の種類が豊富であるが、とくにそのサイズにおいて一回り大きい物が多い。
  • 始めはiPhoneより小さいものの方がAndroidの価値があると思っていたが、MEDIASを触って考え方を変えた。iPhoneより大きいタッチパネルのAndroidにこそ価値がある。
  • その理由はタップのしやすさ。
  • QWERTYキーボードもiPhoneほど窮屈ではない。これにATOKが加わると、iPhoneよりもかなりキー入力のしやすい端末となる。ビジネスシーンでも使いやすいと思う。
  • タッチパネルが大きいため、画像大きく表示されタップもしやすい。タップの感度が悪いことは事実だが、それはボタンの大きさを調整すれば解決出来る。

Androidはポチポチ系ゲームに向いている。

  • Androidがとくに向いていると感じたのが、タップだけで進行出来るカジュアルゲームやソーシャルゲームである。ポチポチ押していれば遊べるタイプのものはかなりAndroidに向いている。

Androidに最適化するには。

  • Androidのサイトやアプリで、フリックによる情報閲覧はなるべき避けた方がいいかもしれない。
  • 出来るだけボタンなどで、ページ送りなどのアクションを起こさせる。
  • フリックさせなければ、Androidの悪い点が目立たない。結果的にユーザーがストレスを感じる機会は減る。
  • 現状iPhoneに最適化しているサイトも、Androidの比率が上がるにつれてサイトのUI設計を考え直した方が良いかもしれない。

AndroidiPhoneと同等の性能引き出せればそれで問題ないのだが。

  • もちろんAndroidの性能が向上してiPhoneに追いつけばそんなことしなくてもいいのかもしれないが。
  • でもAppleマルチタッチの特許などを先に取ってしまっているし、なかなかiPhoneに追いつくのは大変かもしれないね。

http://gigazine.net/news/20110623_apple_multi_touch_patent/