アイデアを思いつく以上に大切な2つのこと
頭のなかの漠然としたアイデアは素晴らしかったのに、言葉や文章にした途端ショボいものになってしまう。という経験はないだろうか。僕はある。
こうなってしまった原因。
アイデアを、理解していない。
アイデアを、伝える力が備わっていない。
伝わらないアイデアに価値はない。
100の凄いアイデアを思い浮かんでも、1も伝えられなかったらそのアイデアに価値はない。
けれど50程度のアイデアでも、それを100%伝えることが出来れば、皆とは言わないがそれなりに多くの人間の共感を呼び寄せるし、実際に物事を動かすきっかけになる。
しかし、この「アイデアを伝える」というテクニックを鍛え上げている人は多くない。
もし自分のアイデアが50程度しか浮かばなかったとしても、他者のアイデアを理解しそれを伝える能力があるのならば、とても貴重な人材となり得るのではないだろうか。
アイデア自体は、世界中の多くの人間の頭野中にあるのだ。
自分自身のアイデアに固執せず、数多の他者のアイデアを活用する。
誰もが自分のアイデアを言える時代だからこそ、他者に共感し伝えることの出来るエバンジェリスト(伝道師)的な役割の人間にスポットが当たるのではないだろうか。
アイデアのちから
著者:チップ・ハース
販売元:日経BP社
(2008-11-06)
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