才能とは為すことである
と、白取春彦という人が言っている。
才能とは、ぼんやりとしていて、曖昧なものなんかではなく、
実行し、為し遂げたことが才能となるという。
悪くない考え方だと思う。
少なくとも、
「自分の才能は何か」
という自分探しの沼に落ちるよりかは遙かにマシだ。
才能は行動の結果に伴うもの。
だから才能を植え付けることすらできる。
自分に才能を植え付けるのは簡単だ。何かを為せばいい。徹底してなしとげればいい。すると、そのことが自分の才能になる。 (『頭がよくなる逆説の思考術』)
何かを為すことも、それを徹底的に行うことも簡単ではない。
しかし、だからこそ才能なのかもしれないけれど。
何者にもなれないのは、何者かになろうとしないからだ。
才能も、何者かになるのも行動の結果ならば、いい加減グダグダと考えるのは止めて、何か始めてみると良いのではないだろうか。