nantekkotai achieves

過去記事置き場

ディアブロⅢ

評価が良いから買ってきました。土曜日に。
ハック&スラッシュという、敵を見つけたらボタン連打で敵を倒す、ダンジョンに潜ってアイテム探す、ひたすらそれの繰り返しのゲーム。
こんなのが楽しいんだろうかと疑問に思いながら始めてみると、不思議と面白い。面倒なことは考えず、とにかく目の前の敵を倒せばいい。
まだレベル1階層だから複雑な戦術も必要ないのだろう、ちょっとの工夫で敵を倒せる。ノーダメージでダンジョンのボスも倒せる。どっちかって言うと、雑魚が大量に出てくるほうがつらい。ぼく弓使いなんで。

何も考えない、あるいはほとんど考えないで作業のように没頭できるものは楽しい。いちおうRPGみたいなのだが、このジャンルで言うと、自分の中ではSkyrimが金字塔である。ほかはどうでもいい。昔はFFマンサーだったが、世界を知らなかっただけだった。今じゃ見る影もない。私はやらない。オンラインだってやらないぞ。

そんな自分の中ではアクションに近いディアブロ
Skyrimではもっと慎重さが必要だった。慎重に敵の状況を掴んで、戦術を練って攻撃の手順を考えて、それで戦闘を開始していた。
もちろんディアブロでも多少は敵の状況を見るが、やることと云えば距離をとって弓を放つ。敵が近づいてきたら罠を放ち、バックステップで距離を保って弓を放つ。それでも目の前にやってきたら格闘戦を行う。こういういくつかのバージョン、片手の指で足りる程度の攻撃パターンの組み合わせだけで進められる。

歳を取るにつれて複雑なゲームが出来なくなってきていると思う。
日常が高難度なゲームだからだ。頭を空っぽにできるものが娯楽になる。
子供の頃は違かったと、このゲームをやりながら改めて思った。
あの頃はゲームこそ難易度の高い遊びだった。
僕の中で、いつの間にか逆転していた。
昔に戻りたいとは思わない。
けれど、時間も忘れてゲームに夢中になったあの状態に、なりたいとは思うよ。