VAIO typeX買って使って、その感想

SONY VAIO Xシリーズ X118 Win7HomePremium 32bit ブラック VPCX118KJ/B
販売元：ソニー
発売日：2009-10-22
おすすめ度：
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いいところはいっぱいある。駄目なところは、はじめから割り切って買っていればほとんどない。

そんなマシンがVAIO typeXだ。

まず、このマシンを購入するなら、以下の点を割りきらないといけない。

性能を求めない。グラフィックやゲーム性をもとめない。

ただこれだけを心に決めておくだけ。

日本人の手には本当にちょうどいい大きさだ。やや小さいかもしれないが、作業しているうちに気にならなくなる。

何がすばらしいかというと、このマシンは仕事が出来る。

ネットブックを持っていたが、性能とディスプレイサイズのせいで、作業をする気がなくなってくるわけだが、typeXは気にならない。

キーボードも正直小さいんだ。でもキーとキーの感覚が離れているから、それほど打ち間違えることも少ない。

性能もAeroを使わず、初期状態で入っている不要なVAIO系ソフトを抹殺すれば問題なし。

ブラウザはもちろん、OpenOfficeもきちんと動く。

性能を望むなら、ソニスタで１２８GBのSSDモデルを買うことをおすすめする。何でも６４GBとは違う接続方式らしく、最大で1.7倍の動作が可能なんだそうだ。怪しいけど。

僕は、記事を書くのとコードを書くのに使っているが、何も困らない。

軽いし、薄いし、バッテリーも保つから普段からバッグに入れて持ち歩いている。

SSDだから壊れる心配も少なくなった。

良い機体だ。

Windowsであることをのぞけば、本当に良い機体だ。

あらかじめ云っておくと、Windows７は期待したほどではなかった。

OSとしてはMacOSXの方が断然上である。

ただ、typeXにOSXが乗ることは想像できない。

かといってWindowsでもないし、Ubuntuでもない。

VAIOの不幸は、機体に見合うOSが見つからないことなのかも。

おまけ。

唯一の難点がある。

それは、手油がやたらと付着することだ。そしてなかなか落ちない。

そういうことも考えて（？）付属で布が着いてくる。

機体を拭く習慣が自然と身に付く機体、それがVAIO typeXなのである。