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過去記事置き場

twitterとFacebookの記事にご反響いただきました+追加説明

以前書きましたTwitterとFacebookの比較に関する記事がいろんな人の目に触れたらしくご意見や感想などいただきました。

今読み返すとなんでこんなに読みづらい文章を書いたのかと恥ずかしい限りですが、わざわざ読んでくださってありがとうございます。

意見の中にいくつか追加で説明したいことがありますので、以下どうか宜しく。

1)mixiがあるから日本で流行らないのでは?
僕もそう思います(笑)。

前回の記事ではmixiは考慮に入れませんでした。
他国でも(もちろんアメリカ本国でも)先行のSNSを抜き去って1位の座を奪っているので、日本で盛り上げてきてもおかしくないのではないか→それにしてもペースが遅いな→あれ?Twitterは海外サービスだけど流行ってるぞ、ということでぼんやり考えた記事がアレだったわけです。

本筋としては「なぜ世界はFacebookを選ぶのか?」という疑問の鍵を解きたかった訳で、その解決に日本で流行るTwitterを比較材料としました。
ただ初めと終わりに「なぜ日本でFacebookが流行らないのか」という文章構成にしてしまったので、そういう記事として受け止められてしまったようです。
これは自分の構成力の無さが原因なので、申し訳ないとしか言えません。

2)Facebookは日本のSNS市場に関心ないよ
Facebookは日本のSNS市場に関心なし、とのご意見がTwitter上であったのですが、姿勢としては日本攻略に注力しているようです。

「日本でも勝算はある」――米Facebookキーマン2人が語った急成長の理由

以前、低速帯域用のFacebook Liteというものを開発していましたが、どうやらガラケー向けは初めてのようです。
わざわざ本国から物好きなエンジニアを日本に派遣させていること、それがFacebook初の海外オフィスであることを考えれば、興味有りと言えるのではないでしょうか。

3)日本語のコミュニケーションが言葉だけで足りる?
さすがにこれは、自分でも断言し過ぎだなと思いつつも。
例えば相手の感情や情緒などを理解したいと思ったとき、別々の文化圏の人同士が英語で話す場合より、日本人同士日本語で話す方が言語以外のコミュニケーション手段をあまり用いなくても理解し合える(もしくは理解した気になれる)だろうと思ったからです。
 
日本語ではその文章から感情や感覚を読み取れます。もちろん、これは僕が日本人で日本に生まれ育っているからです。
共通の文化プラットフォームに属しているので、特定の言葉や言い回しから、よりネイティブな意味を参照することができます。
そして言葉の意味だけではなく、その発する音ひとつひとつに感情が乗っている感覚があります。
これがつまり「ネイティブである」ということではないでしょうか。

ところがプラットフォーム(文化)を超えるとこれは難しくなります。
その壁を超えたのがFacebookなのではないか、ということです。

しかしながら他者から意見をもらえるって良いですね。
今後ともよろしくお願いします。