『フォーカル・ポイント』思考を変えたら地道に進もう

フォーカル・ポイント
著者：ブライアン・トレーシー
販売元：ディスカヴァー・トゥエンティワン
発売日：2009-10-03
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「労働時間を半分にして、生産性と収入を倍にする思考術」
この本のポイントは「思考術」というところ。ナポレオン・ヒルのタイトルではないが思考は現実化するので、そこを変えましょうって話。

具体的には、

• シンプルにすること
• 集中すること
• 目標を立てること
• そして伝説へ・・・

内容もバランスよく、また過激な煽り文句も少ないように思う。
本のデザインが悪かったら注目もされないんじゃないかというくらい、いろんな意味で現実的な本。ディスカバリーは良い仕事しています。

どのあたりが現実的かと云うと、

• 就業時間中は全力で働けよ
• 自分の人生に責任持てない奴は負け犬だよ
• 粘り強くないと成功出来ないんだよ
• 自制心がない奴も駄目なんだよ
• コミュニケーション能力も大事なんだよ
• 愛する人とのプライベートな時間を大切にしないといかんよ

こんな感じのメッセージが僕にはビシビシ感じられました。
一番感じたのは、地味に地道に頑張ろう、というもの。

頑張れ頑張れできるできる絶対にできる頑張れもっとやれるって！!やれる！気持ちの問題だ頑張れ！

by 松岡修造

（最近これが頭の中でずっとリフレイン。。。）

それはさておき。
『減らす技術』と同じで系統の本であり、すぐに取り出せるところにおいておき、たまにページをめくっては考えを巡らす。
今、自分の人生は目標に向かっているのか再確認するのに役立つ。
そんな本だと思います。

おまけ：
今回、Twitterでつぶやきながら読んでみました。
こういう使い方も出来て面白いですね。

nantekkotai: フォーカルポイント読書中「週に一度は、自分の楽しみのための休業日をもうける」

nantekkotai: 「たいがいの失敗の原因は間違った予測のせいである」

nantekkotai: 「「誰が」正しいかよりも、「何が」正しいかに重点を置こう」

nantekkotai: 「緊急だが重要でない仕事に時間を費やさない」「こうした人は傍目に忙しそうに見えるし、本人も自分が価値のある事をやっていると思っているが、それは思い込みにすぎない」

nantekkotai: 「得意な事に取り組む」「一番重要な業務を得意分野にしてしまおう。仕事の質や量が飛躍的に高まる」

nantekkotai: 「物事を複雑にするのは単純な仕事だが、物事を単純にするのは複雑な仕事である。 by ポール・J・マイヤー」

nantekkotai: 「わたしたちは、一年でやれる事を多く見積もりすぎている。しかし、5年先に実行可能なことは少なく見積もりすぎている」by ピーター・ドラッガー

nantekkotai: 「人生というビュッフェで欲しいものを必ず手に入れるには、ふたつの段階を踏む必要がある。まず、列に並ぶこと。もうひとつは、その行列に並び続けることだ」

nantekkotai: 「最悪の時間の使い方は、全くやる必要のないことを、手際よく片付けてしまうことである」