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過去記事置き場

電子書籍の未来はかなりワクワクだと勝手に考える

一ヶ月で腰の高さまでブックタワー建造が進んでおります。
以前は3ヶ月に一回段ボールに要らない本を詰めて売却していましたが、そのスパンを短縮しないといずれは、某国の借金のように雪だるま式に増えていって床の上に本があるのではなく、本の上に床があるような部屋になってしまいそうです。
iPad欲しい、電子書籍化してほしい、いろいろと。
 
ただ世の中には電子書籍にした方がいいものと、そうでないものがあると思います。ちょっと考えてみました。

>した方がいいもの
情報のインプットに主眼を置いたもの。
またビジュアルが中心なものは電子書籍化していい。

>紙の方が価値あり?
  • エロマンガ(紙を高速でめくってイメージを脳に焼き付ける感動)
  • ライトノベル(内容より表紙のキャラクターを所有したいという感覚)
  • 小説(物語とともに一ページずつ読み進めていく感触)
  • 重厚な歴史書(気分と重さ)

紙の方が価値ありそう、というもの以外は全部電子書籍化で良さそうです。
紙派のものだって、現状そのままを電子書籍化したら、という前提。
ライトノベルエロマンガなどは電子書籍化に伴い独自の発展を遂げたりするんじゃないかと予想。

最終的に残るのはその本の、物理的重み≒所有の価値、な部類のものではないかと。
ただ、このタイプの本でも実用性を考えて読むのは電子書籍ということになるんじゃないかと思います。
現代のレコード盤のように、骨董品や紙独自の味わいって奴を求める人しか紙の本をもたなくなるんじゃないでしょうか。

ただ字が並ぶ情報媒体のままだとは到底僕には思えません。
書籍中のグラフをRIA的なものにしたり、単語をすぐに辞書とリンクさせたり、説明や例題には動画で説明したり、絵本が動いたり、3Dで飛び出したり、エロマンガに声が当てられたりとか電子の世界なら何でもありですね。
印刷コストがかからないので、よりこった装釘というか構成も出来ると思います。
このようにインタラクティブな要素を取り入れていくだろうと予想すると、電子書籍の未来は、明るいかは別として、かなり面白いことになりそうです。
想像したら楽しくなってきたぞ。